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多種多彩なオプション戦略 オプション取引はオプション同士、または先物とオプションを組み合わせることによって、幅広い戦略をとることが可能である。 基本4類型 ロング・コール(コールの買) 短期間で原資産価格が大きく上昇した場合に利益となる。利益の額は無制限、損失はプレミアムに限定される。 ショート・コール(コールの売) 短期間で原資産価格が大きく上昇しない限り利益となる。利益の額はプレミアムに限定され、損失は無制限。 ロング・プット(プットの買) 短期間で原資産価格が大きく下落した場合に利益となる。利益の額は無制限、損失はプレミアムに限定される。 ショート・プット(プットの売) 短期間で原資産価格が大きく下落しない限り利益となる。利益の額はプレミアムに限定され、損失は無制限。 コンビネーション 同じ限月のコールとプットを組み合わせる戦略で、ストラドルは同一権利行使価格のオプション組み合わせ、ストラングルは異なる権利行使価格の組み合わせ戦略。 ロング・ストラドル 同じ権利行使価格のコールとプットを買うポジション。原資産価格が上下どちらであっても大きく動けば利益になるが、比較的投資金額が大きい。行使価格10,000円のコールを375円、プットを360円で買った場合、プレミアム費735円を越える価格帯(損益分岐点10,735以上あるいは 9,265以下)で利益が発生する。逆に10,000円に近づくほど損失が生じ、10,000円ではすべて損失となる。 ショート・ストラドル 同じ権利行使価格のコールとプットを売るポジション。原資産価格がある一定の範囲に収まれば利益となる。行使価格10,000円のコールを375 円、プットを360円で売った場合、プレミアム収入735円を越える価格帯(損益分岐点10,735以上あるいは9,265以下)で損失が発生する。損失額は無限定(青天井)。逆に上下735円幅におさまる限りプレミアム収入に利益が生じ、10,000円ですべて利益となる。 ロング・ストラングル OTMのコールとプットを買うポジション。原資産価格が上下どちらであってもかなり大きく動かないと利益にならないが、比較的投資金額が小さい。仮に10,000円近辺の相場で行使価格11,000円のコールを55円、9,000円のプットを80円で買った場合、プレミアム費用は135円に限定されるが、相場が11,135円ないし8,865円を越えて大幅に変動した場合利益が発生する(例えば12,000円になった場合+865円)。 ショート・ストラングル OTMのコールとプットを売るポジション。ショートストラドルと比べて利益は小さいが、原資産価格の許容範囲が広い。オプション取引で最も安定して収益を上げることができる戦略といわれる。仮に10,000円近辺の相場で行使価格11,000円のコールを55円、9,000円のプットを80円で売った場合、プレミアム収入は135円、相場が損益分岐点8,865円から11,135円の範囲を越えない場合は利益が発生し9,000-11,000範囲におさまればすべて利益となるが、それを越えた場合の損失額は無限定(青天井)。必要証拠金に対して得られるプレミアム収入はすくないが、市況が安定している場合には確実な利回りが想定できる。